『すぐやる脳のつくり方』茂木健一郎著

行動する事の大事さ。

そのためには考え過ぎない。脳の抑制をやめる。とにかくやってみる。

自分自身が決めた決まりには脳はストレスを感じない。

だから、自分自身の脳に負荷をかけてみるのは良いことだそうだ。

時間の制限や、無茶ぶりなど。
色々なタスクを同時平行に広げて見るのもいいことだそうだ。

状況によって臨機応変にそのタスクを変更してみる。

電車の中で、複数のする事を決めておく等。
ただ、それらが出来なかったり、失敗したりしたとしても自分を攻めない。

失敗した原因だけ、きちんと分析して、再度チャレンジしてみる。

難しいこと、簡単なことの選択があったら難しいことを選択してみる。
自分に課したことをクリアしたら、喩え小さなことでも素直に喜ぶ。

それにより、脳はまた、それを続けたいと思うそうだ。

無意識で行うルーティンを決めておくのも良い。

以下、印象に残った言葉。

『特別に意識せず、その行為を習慣化する。』

こうすることにより、トップスピードでその行為をする事ができ、脳の背外側前頭前皮質が鍛えられる。

『自分で自分に課す「自分からの制約」は逆に脳のモチベーションを上げる』

茂木さんは、時間の制約を設けるタイムプレッシャーや他人に公言してしまう「公言プレッシャー」をかけ、それを克服する事で喜びをみいだしているそうだ。

『重要なのは自分の価値観で自分だけの達成感を定義すればいいのだということ。』

これだけで脳は十分に満足するそうだ。仕事も遊びも境界線を作らずに、自分自身でご褒美を設定することが大事。