「問題は永遠の生命を手に入れて なぜ生きるのかということですよ」
★レオナ
「おねがいだ 僕を人間か ロボットか どっちかにはっきりさせてくれ!」
2482年のある日、エアカーから落ちて墜落死する。
世界初の人工知能の移殖により、 奇跡的に一命をとりとめる。
しかし、生物が岩や石などの無機物に見えるようになってしまう。
唯一、まともな人間の姿にみえたのが、ロボットのチヒロだった。
チヒロをもらいうけようと、雇用主に掛け合うが、ゆずってくれない。
レオナはチヒロを連れて逃げ出す。
★チヒロ61298号
「私の頭脳に不条理な再生出力が発生して停滞しています… 消去不可能です…作業が停滞します…ああ…」
建設会社の事務ロボット。純真な心の持ち主。
★ボス
「助けて!!レオナの体が…私を殺す!!」
宇宙人身売買組織のボス。
気が強く、 殺人も暴力もいとわないが、最近は病気でからだが弱っている。
レオナに惚れ、ふたりの身体を一つに移殖するよう、ドクに依 頼する。
★ロビタたち(量産型)
「人間ダカラ自殺シタノデス!」
失敗が多く、感情で機嫌が変わる。
昔遊びや昔話を知っている。
そのことが家族におもしろがられ、大切にされた。
その後、ロビタは記憶中枢ごと量産されるようになり、 こどもを筆頭に人間に愛されるようなった。
★ドク・ウイークデー
「まあ おまえさんもこの偉大な科学の勝利を祝ってくれんか」
ボスに雇われている医学博士。
人間同士を合体させ、新しい人間を作ることを夢見ている。