火の鳥 ヤマト編 ~ヤマトタケルのおはなし

『お若いの 人間はな、死なないことが幸せではないぞ。生きている間…自分の生きがいを見つけることが大事なんじゃ』

 

 ★ヤマト・オグナ

「殉死という名で何十人もの人をいけにえにする…そんなことが王の権威なんですかっ!」

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ヤマト国の王子。

父の命令により、クマソ征伐に向かう

クマソ国で火の鳥をみる。その生き血を飲めば永遠の命を得られるという。

そして、笛の音色で火の鳥をなつかせることを試みる。

はじめのオグナの任務はクマソの王を暗殺すること。

しかし、王の堂々とした態度、勤勉さにふれ、やがて尊敬をおぼえる。

王女カジカとも愛し愛される関係になり、このままクマソに埋没しそうになる自分の生き様に悩む。

思い悩んだ末、オグナは、火の鳥にたずねる。

火の鳥が進んだ方角は日の出の先、ヤマトだった。

 

★川上タケル

「おぬしもくいのない一生をおくれ ちからいっぱい生きるのもいい そうすればたった五十年の人生だって十分のはずだ」

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クマソ国の王。

黎明編のヒナクとグズリの子孫。
ヤマトとの対決に備え、九州全土のボスをまとめようとしている。
正しい歴史を後世に残すために、日々記録を残している。
いつも毅然とした態度で堂々としている。
リーダーシップがあり部下の信頼も厚い。
武芸にも優れている。
  

★カジカ

「オグナ!クマソから兄も歴史もそれからあたしの心もみんな奪ってしまった男!」

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川上タケルの妹。
おてんばで男勝りの性格。
征伐にきたオグナを暗殺しようとするが、一目ぼれしてしまう。