かなしみよ0

哀しみよ

 

あの頃のきみの吐露

 

あまりにも美しく醜くて

 

僕の思考は停止した

 

君の一言一句、8年の時を越える

 

その時思った

 

吐いた言葉は死なないと

 

それは生きて宇宙を彷徨う

 

彷徨い時空を超える



あの頃の君は何を求め

 

僕は何を求めていたのだろう

 

その罪は永遠に消されることはない

 

その罪と愛は永遠なんだ

 

君は「誰でもよかった」と悲しみをはく

 

僕が哀しかったのはプライドを傷つけられたから?じゃない

 

いや、少しはあるかな

 

哀しいと感じたのは、君が君を愛してない、なげやりに扱っていたと知ったから

 

でも、君は本当の愛を知った

 

自分の幸せより、相手の幸せを願えるような存在を

 

僕がこどもたちにしか思えない、あの感情を

 

君は、そんな相手を見つけた

 

僕は嫉妬した

 

その相手に?いや、そんな相手を見つけた君に嫉妬したのだろう

 

一生そんな気持ちにはなれない自分へ焦燥感を抱きながら

 

醜さのない美しさがあるなんて。とても信じられないけど…。

 

見つけたんだね

 

そして、きみはそれを手放した

 

どうして?

 

その愛はいまどこに浮かんでいるの